個人再生

個人再生の流れや費用・メリット・デメリット・期間・必要書類・ローン関係などについて分かりやすくまとめています。

個人再生の弁護士について

個人再生は裁判所を通して行う手続きで、許可が下りれば借金を大幅に圧縮する事が可能です。

また借金の理由を問わず利用できるので、ギャンブル・浪費などで借金を作ってしまった方でも問題ありません。


ですが個人再生をする上で、

『弁護士なしで進められないの?』
『弁護士費用ってどれぐらいかかる?』
『何か注意点ってある?』

と疑問を感じている方も多いでしょう。

そこで今回は、個人再生と弁護士についてまとめていきます。

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結論だけ書いておくと、以下のようになります。

 

弁護士なしだと手続きは難しい?

個人再生の利用者のうち約98%は弁護士に依頼していると言われています。
また個人再生の手続きは裁判所にて処理されますが、裁判所が親切に教えてくれるわけではありません。

弁護士なしだと、

  • 裁判所から求められた手続きに迅速に対応する
  • 不備がないよう複雑な書類を作成する
こういう事をすべて自分でしないといけません。
そしてミス・遅れがあれば、それまでの手続き・時間・お金が全てムダになります。

そのため弁護士なしでの個人再生はかなり難しいものになります。

 

弁護士費用はどれぐらい?

法律事務所にもよりますが、

  • 住宅ローンあり:40~50万円
  • 住宅ローンなし:35~45万円
弁護士費用はこれぐらいが相場です。

ただし弁護士費用を支払う事によって、個人再生委員(面接官&アドバイザー)に支払う費用が抑えられる事も多いです。

 

弁護士費用が払えないときは?

多くの法律事務所では、分割払い・後払いに対応しています。
分割払いでは大体6回~12回払いに対応してくれる所が多いので、一度に支払う必要はありません。

また個人再生を依頼してからは借金返済がストップするので、これまで返済に充てていたお金を弁護士費用に回すことも可能になります。

 

弁護士を利用する上で注意点はある?

弁護士に依頼して個人再生をする上では、

  • 個人再生前後に新たな借入をする
  • 一部の債権者にだけ返済する
  • 弁護士に対して財産を隠す
  • 財産の名義変更・贈与を行う
こういう事はしてはいけません。

個人再生の許可がおりない可能性が非常に高いですし、弁護士が依頼を辞退してしまう可能性もあります。

 

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では、実際に1つずつ見ていきましょう。

 


1.弁護士を利用するメリットは大きい

いくら弁護士費用を抑えたくても、弁護士は利用したほうが良いです。

弁護士を利用するメリットは、

  1. 確実に個人再生を進められる
  2. 債権者からの催促を止められる
  3. 個人再生委員への支払いを減らせる
大きくこの3つです。

 

個人再生を利用する人の約98%は弁護士に依頼しています。

また個人再生の成功率は約97%となっているため、

  • ほとんどの人は弁護士に依頼している
  • 弁護士に依頼すればほぼ確実に成功する
という事が言えます。

もちろん適当にやっていては許可も下りませんが、これだけ成功率が高いなら弁護士に依頼するべきでしょう。

 

また弁護士に依頼した時点で催促状・催促電話をストップさせる事が出来るので、家族や職場に迷惑をかけずに済みます。

さらに弁護士がいれば、面接官&アドバイザーである『個人再生委員』への支払報酬も減らせるケースが多いので、単純に弁護士費用が増えるわけではありません。

 

2.弁護士にかかる費用は35万~50万円程度

個人再生を利用する上では、

  • 弁護士への費用(約35万~50万円
  • 個人再生委員への費用(約15~25万円)
  • 裁判所への費用(約2万円)
これらが必要となります。

 

個人再生では、住宅ローンが残っていても従来どおり返済すれば手元に残す事が可能です。

これを住宅ローン特約(住宅資金特別条項)と言いますが、この有無によって弁護士費用は変わります。

大抵の法律事務所では、

  • 住宅ローン特約なし:37万円
  • 住宅ローン特約あり:42万円
このようになっています。

そして法律事務所によっても費用は少し変わりますが、それを踏まえても『35万~50万円』が相場です。

 

3.弁護士費用が払えないときは?

弁護士費用が『35万~50万円』というのは高く感じますが、裁判所の許可が下りれば100万円以上も借金が減る可能性も十分にあります。

なので

『後のことを考えたら個人再生をしたいけど…』

という方も多いでしょう。

ですが、分割払い・後払いを認めている法律事務所も多いです。

特に分割払いが出来るところは多くて6回~12回払いぐらいなら認めてもらいやすいので、一度に支払えなくても問題ありません。

40万円の12回払いなら1回3.3万円ぐらいなので、絶対に払えない金額ではないですね。

 

さらに、個人再生を依頼した時点で返済が一時ストップします。

つまりそれまで返済していたお金を弁護士費用に充てれば、もっと支払いがカンタンになります。

毎月10万円返済していたのであれば、4回か5回ぐらいで支払えるはずです。

 

また、法テラスの『民事法律扶助制度』を利用するという方法もあります。

ですが個人的にはあまりおすすめ出来ません。

『民事法律扶助制度』では弁護士費用を肩代わりしてくれますが、

  • 収入などによる審査がある
  • 審査に1週間~2ヶ月かかる
  • 弁護士を選べない
こういったデメリットがあります。

そのため、

『少しでも早く個人再生をしたい』
『信頼できると思った弁護士に依頼したい』

このように感じる方にはあまりオススメできません。

 

※個人再生にかかる費用は、以下の記事に詳しくまとめています。

kf-ftarou.hatenablog.com

 

4.個人再生を利用する上での注意点は4つ

弁護士に依頼して個人再生をする場合は、

  1. 個人再生前後に新たな借入をする
  2. 一部の債権者にだけ返済する
  3. 弁護士に対して財産を隠す
  4. 財産の名義変更・贈与を行う
これらに注意する必要があります。

これらを行ってしまうと、裁判所の許可が下りなくなる可能性が高いです。

 

<1.個人再生前後に新たな借入をする>

個人再生をするには、裁判所の許可が必要です。

そして返済できない事がわかっていて借入をすると、

『最初から個人再生をあてにしているのか?』

と判断されてしまいます。

 

弁護士に依頼する事が決まればその時点から返済はストップするので、基本的には新たな借入はしなくても済むはずです。

もし生活費などでどうしても借入が必要な場合は自己破産を利用する事になるでしょう。

 

<2.一部の債権者にだけ返済する>

個人再生では『すべての債権者を平等に扱う』という原則があり、これに違反すると個人再生の許可が下りません。

つまり個人再生では、

  • ○○消費者金融:返済する
  • △△カード会社:返済せず減額する
こういう事が認められていないという事です。

つまり、

『保証人付きの借金だけでも返済しておきたい』

と思っても、その借金だけ返済する事は出来ないので注意して下さい。

 

<3.弁護士に対して財産を隠す>

個人再生では裁判所に対して資産・財産を全て報告する必要があるので、財産隠しもNGです。

『保証人付きの借金は減額したくない』
『何とか車だけは残したい』

と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、財産隠しを行うとまずバレます。

バレたら弁護士が辞任してしまう可能性もありますし、そもそも個人再生の許可が下りません。

 

<4.財産の名義変更・贈与を行う>

個人再生では、持っている資産の価値に応じて減額される借金が決まります

例えば資産価値が150万円であれば、最低でも150万円を返済する必要があります。

そこで利用者の中には、

『資産を他人名義にすれば借金をもっと減らせる』

と考えて、財産の名義変更・贈与などを意図的に行う方もいるようです。

ですがこれも資産状況を詳しく調査する時にバレてしまいますし、個人再生が許可されなくなる可能性が高いので注意して下さい。

 

5.まとめ

少し長くなったので、最後におさらいしておきます。

 

弁護士なしだと手続きは難しい?

個人再生の利用者のうち約98%は弁護士に依頼していると言われています。
また個人再生の手続きは裁判所にて処理されますが、裁判所が親切に教えてくれるわけではありません。

弁護士なしだと、

  • 裁判所から求められた手続きに迅速に対応する
  • 不備がないよう複雑な書類を作成する
こういう事をすべて自分でしないといけません。
そしてミス・遅れがあれば、それまでの手続き・時間・お金が全てムダになります。

そのため弁護士なしでの個人再生はかなり難しいものになります。

 

弁護士費用はどれぐらい?

法律事務所にもよりますが、

  • 住宅ローンあり:40~50万円
  • 住宅ローンなし:35~45万円
弁護士費用はこれぐらいが相場です。

ただし弁護士費用を支払う事によって、個人再生委員(面接官&アドバイザー)に支払う費用が抑えられる事も多いです。

 

弁護士費用が払えないときは?

多くの法律事務所では、分割払い・後払いに対応しています。
分割払いでは大体6回~12回払いに対応してくれる所が多いので、一度に支払う必要はありません。

また個人再生を依頼してからは借金返済がストップするので、これまで返済に充てていたお金を弁護士費用に回すことも可能になります。

 

弁護士を利用する上で注意点はある?

弁護士に依頼して個人再生をする上では、

  • 個人再生前後に新たな借入をする
  • 一部の債権者にだけ返済する
  • 弁護士に対して財産を隠す
  • 財産の名義変更・贈与を行う
こういう事はしてはいけません。

個人再生の許可がおりない可能性が非常に高いですし、弁護士が依頼を辞退してしまう可能性もあります。

 

個人再生における弁護士費用は、確かに高く感じます。

でも個人再生の利用者は約98%が弁護士に依頼していますし、全体の約97%は個人再生が許可されています。

成功すれば借金を100万円以上減らせる可能性が高いので、分割払いできるところを探して依頼されるのが良いでしょう。

 

とここまで書いてきましたが、個人再生よりもあなたに合う手続きがあるかも知れません。

なので大切なのは、専門家に相談して今後どうするべきかを教えてもらう事です。

『いきなり法律事務所を利用するのはちょっと…』

という方は、減額診断シミュレーターから使ってみるのもいいと思います。

減額診断シミュレーターは、

  1. スマホで4つの質問に答える
  2. 電話番号・メールアドレスなどを入力する
  3. 電話・メール相談を行う
こういう流れで利用できるツールで、利用する時は匿名OKだし無料なので法律事務所へ行くよりも手軽です。

 

最初のステップはこれ
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ちなみにここは全国対応しているので、電話相談したあとに依頼する事も可能です。

小さくても良いのでまずは一歩踏み出してみて下さい。



ただ個人再生中でも中にはお金を貸してくれる消費者金融もあります。

以下の記事に詳しくまとめているので、よければ参考にして下さい。

kf-ftarou.hatenablog.com