個人再生

個人再生の流れや費用・メリット・デメリット・期間・必要書類・ローン関係などについて分かりやすくまとめています。

個人再生 任意整理

個人再生と任意整理は、どちらも借金を減らすための手続きです。

ですが具体的な方法が異なるので、メリット・デメリットも、利用条件も、減額できる金額も、向いている人もそれぞれ異なります。

なので、

『どっちを使えば良いのか分からない』
『自分に合っている方を見つけたい』

と考えている方も多いと思います。

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そこで今回は、個人再生と任意整理の違いを徹底的に解説しています。

まずは、ざっくり結論だけまとめてみました。

 

任意整理と個人再生ってどう違うの?

カンタンに言えば、

  • 手間
  • 難しさ
  • 手続き費用
  • 減額できる借金
の4つが違います。

任意整理は、手間が少なく簡単で、費用も10万か20万ほどです。
ですがその代わり、100万円も減額できない事がほとんどです。

個人再生は、手間がかかる上に難易度も高いですし、費用は70万円ほどかかります。
ですがその代わり、300万円も400万円も減額できる可能性があります。

 

任意整理はどんな人が向いてる?

任意整理に向いているのは、

  • なるべくお金をかけたくない方
  • 借金が数十万円ほど減れば返済できそうな方
  • 保証人つきの借金を抱えている方
  • 家族や職場にバレたくない方
こういった方々です。

 

個人再生はどんな人が向いてる?

個人再生に向いているのは、

  • 定期的な収入がある方
  • お金がかかっても借金を大幅に減額したい方
  • 借金が100万円以上減らないと返済できない方
  • 保証人つきの借金がない方
  • 保証人に迷惑がかけてでも減額したい方
こういった方々です。

 

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では実際に、詳しくまとめていきます。

 


1.任意整理・個人再生の比較一覧表

最初に、それぞれの違いを一覧表でまとめました。

少し長くなってしまったので、後で順番に説明していきます。

 


任意整理 個人再生
利用者数 推定年間100万人 年間約1万人
内容 専門家と
貸金業者の交渉
裁判所を通して行う
難易度 低い 高い
利用条件 借金返済が困難
継続的な収入がある
借金返済が困難
継続的な収入がある
借金が5000万円以下
(住宅ローンを除く)
手続き期間 4~6ヶ月程度 9~12ヶ月程度
手続き費用 1社5万円程度 70万程度
減額できる
借金
最大で借金100万カット程度 最大で借金90%カット
メリット 官報に掲載されない
借金を減らすことが出来る
車や住宅を残せる可能性が高い
手続きにかかる時間が短い
手続きにかかる費用が安い
家族や職場にバレにくい
対象とする貸金業者を選べる
保証人に迷惑がかからない
借金を大幅に減らせる
車・住宅を残せる可能性がある
デメリット 個人再生ほど借金を減らせない
ブラックリストに載る
官報に掲載される
ブラックリストに載る
難易度が高い
手続きにかかる費用が高い
手続きに時間がかかる
家族や職場にバレる可能性が高い
対象とする貸金業者を選べない
保証人に迷惑がかかる
ブラックリスト
載る期間
完済してから5年程度 完済してから5年~10年程度
※左右にスクロールします。

 

借金を減らすという目的は同じでも、任意整理と個人再生には色んな違いがあります。

 

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2.任意整理・個人再生の概要を比較

ここからは、順に1つずつ見ていきます。

 

<利用者数>


任意整理 個人再生
利用者数 推定年間100万人 年間約1万人
これは圧倒的に違います。

任意整理は裁判所を通さない手続きなので利用者数は正確に計算出来ませんが、少なくても年間100万人以上は利用していると言われています。

個人再生は裁判所を通して行う手続きなので正確に計算できますが、こちらは年間1万人程度となっています。

つまり、任意整理を利用している人が100倍も多いということです。

 

ここまで差が出ているのには、

  • 任意整理の方がハードルが低い
  • 個人再生をせずに自己破産する人が多い
こういう理由があります。

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個人再生と比べると、費用・時間・難易度などをとっても任意整理の方が手軽です。

しかも個人再生は借金を帳消しには出来ないので、より難易度が高いものの借金を帳消しにできる『自己破産』を利用している方が多いです。


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<手続き内容・難易度>


任意整理 個人再生
内容 専門家と
貸金業者の交渉
裁判所を通して行う
難易度 低い 高い
任意整理は、弁護士などの専門家と貸金業者が交渉を行って借金を減額します。

交渉によって、将来利息・遅延損害金(延滞金)などをカットしたり、返済期限を原則3年(5年)にまで延ばす事ができます。

具体的にどの程度減額できるかは交渉次第ですが難易度は低めです。

 

個人再生は、経済状況や借金の経緯などを裁判所へ報告し、許可が下りれば借金が減額出来ます。

これによって、最大90%カットという大幅な減額が期待できます。

ただし返済能力や今後の返済計画を厳しくチェックされるので、任意整理よりも難易度は高くなっています。

 

<利用条件>


任意整理 個人再生
利用者数 借金返済が困難
継続的な収入がある
借金返済が困難
継続的な収入がある
借金が5000万円以下
任意整理を利用するには、
  • 任意整理で減額しないと返済が困難な状態
  • 継続的な収入があって返済見込みがある
この2つをクリアすれば問題ありません。

 

個人再生の場合は、

  • 個人再生で減額しないと返済が困難な状態
  • 継続的な収入があって返済見込みがある
  • 住宅ローン以外の借金が5000万円以下
この3つをクリアする必要があります。

どちらにも『継続的な収入』とありますが、アルバイト・パート収入があれば認められる事が多いです。


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<手続き期間・費用>


任意整理 個人再生
手続き期間 4~6ヶ月程度 9~12ヶ月程度
手続き費用 1社5万円程度 70万程度
任意整理は、依頼から4~6ヶ月程度あれば完了します。

資料を集めたり借金残額を計算した上で交渉するので少し時間がかかりますが、ほぼ全てを専門家にお任せする事が可能です。

さらに、費用は貸金業者1社あたり5万円程度と安いです。

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個人再生は、依頼から9~12ヶ月程度かけて行います。

裁判所への申立までに2,3ヶ月、そこから6ヶ月近くかけて裁判所での手続きが進んでいきます。

自ら裁判所へ出向くことはほぼ無いですが、フォローしてもらいながら色んな書類を作成する必要があります。

そして個人再生の費用は、

  • 裁判所への費用
  • 弁護士への費用
  • その他実費
この3種類に分かれますが、トータル70万円程度と高くなっています。

 

※個人再生にかかる期間については、こちらの記事に詳しくまとめています。

kf-ftarou.hatenablog.com

 

<減額できる金額>


任意整理 個人再生
減額できる
借金
最大で借金100万カット程度 最大で借金90%カット

任意整理は、基本的に利息や遅延損害金のカットだけを行います。

そのため、借金300万円が250万円か200万円になる程度です。

もちろん状況によって変わりますが、法律事務所へ相談すれば『いくら減額できそうか』はある程度分かります。

 

個人再生では、借金を大幅にカットする事が可能です。

減額目安の1つとしては、以下の表があります。


借金残額 手続き後の借金
100万円未満 減額なし
100~500万円 100万円
500~1500万円 5分の1
1500~3000万円 300万円
3000~5000万円 10分の1

これ以外にも条件・基準がありますが、

  • 借金300万円⇒100万円
  • 借金600万円⇒120万円
これぐらい減額できる可能性もあるという事です。

 

3.任意整理・個人再生のメリットデメリットを比較

次に、それぞれのメリット・デメリットを比較していきます。

 

<メリット>


任意整理 個人再生
メリット 官報に掲載されない
借金を減らすことが出来る
車や住宅を残せる可能性が高い
手続きにかかる時間が短い
手続きにかかる費用が安い
家族や職場にバレにくい
対象とする貸金業者を選べる
保証人に迷惑がかからない
借金を大幅に減らせる
車・住宅を残せる可能性がある

任意整理のメリットはこのように数多くあります。

これを見ると、いかにハードルが低い手続きなのかよく分かります。

また任意整理では『どの貸金業者に対して交渉するか』を選べます。

そのため、

  • 保証人がいる借金は従来どおり返済
  • それ以外の借金は減額する
このような事も可能です。

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対する個人再生のメリットは2つです。

任意整理と比べて数は少ないですが『借金の大幅減額』というメリットはかなり大きいです。

特に300万円以上借金がある方には効果的です。


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<デメリット>


任意整理 個人再生
デメリット 個人再生ほど借金を減らせない
ブラックリストに載る
官報に掲載される
ブラックリストに載る
難易度が高い
手続きにかかる費用が高い
手続きに時間がかかる
家族や職場にバレる可能性が高い
対象とする貸金業者を選べない
保証人に迷惑がかかる

任意整理のデメリットは2つです。

個人再生と比べれば減額効果は小さいですし、任意整理を利用してもブラックリストには載ってしまいます。

またブラックリストに載る期間は『借金完済から5年間』となっています。

 

それに比べて個人再生はデメリットがたくさんあります。

任意整理と違って『保証人つきの借金だけ返済する』という事が出来ないので、個人再生をすれば保証人に請求されてしまう可能性が高いです。

またブラックリストに載る期間は『借金完済から5年~10年間』となっています。

 

※個人再生のデメリットについては、こちらの記事に詳しくまとめています。

kf-ftarou.hatenablog.com

 

4.任意整理が向いている方

任意整理を利用した方が良いのは

  • なるべくお金をかけたくない方
  • 借金が数十万円ほど減れば返済できそうな方
  • 保証人つきの借金を抱えている方
  • 家族や職場にバレたくない方
こういう方です。

任意整理の魅力は何よりも手軽さ・ハードルの低さなので、あまり大ごとにしたくない方にはピッタリです。

また『どの借金を減額するか』を選べるので、保証人に迷惑をかけず利用することも可能です。

 

5.個人再生が向いている方

個人再生を利用したほうが良いのは、

  • 定期的な収入がある方
  • お金がかかっても借金を大幅に減額したい方
  • 借金が100万円以上減らないと返済できない方
  • 保証人つきの借金がない方
  • 保証人に迷惑がかけてでも減額したい方
こういう方です。

任意整理と比べるとハードルが高い手続きですが、個人再生を利用すれば借金をグッと減らす事が可能です。

借金が100万円~200万円程度なら任意整理をオススメしますが、300万円以上ある方は任意整理をしてもあまり借金が減らせません。

それなら個人再生をして借金を大幅に減らすことをオススメします。


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6.まとめ

少し長くなったので、最後におさらいしておきます。

 

任意整理と個人再生ってどう違うの?

カンタンに言えば、手間・難しさ・手続き費用・減額できる借金の4つです。

任意整理は、手間が少なく簡単で、費用も10万か20万ほどです。
ですがその代わり、100万円も減額できない事がほとんどです。

個人再生は、手間がかかる上に難易度も高いですし、費用は70万円ほどかかります。
ですがその代わり、300万円も400万円も減額できる可能性があります。

 

具体的にはどんな違いがある?

以下のような違いがあります。


任意整理 個人再生
利用者数 推定年間100万人 年間約1万人
内容 専門家と
貸金業者の交渉
裁判所を通して行う
難易度 低い 高い
利用条件 借金返済が困難
継続的な収入がある
借金返済が困難
継続的な収入がある
借金が5000万円以下
手続き期間 4~6ヶ月程度 9~12ヶ月程度
手続き費用 1社5万円程度 70万程度
減額できる
借金
最大で借金100万カット程度 最大で借金90%カット
メリット 官報に掲載されない
借金を減らすことが出来る
車や住宅を残せる可能性が高い
手続きにかかる時間が短い
手続きにかかる費用が安い
家族や職場にバレにくい
対象とする貸金業者を選べる
保証人に迷惑がかからない
借金を大幅に減らせる
車・住宅を残せる可能性がある
デメリット 個人再生ほど借金を減らせない
ブラックリストに載る
官報に掲載される
ブラックリストに載る
難易度が高い
手続きにかかる費用が高い
手続きに時間がかかる
家族や職場にバレる可能性が高い
対象とする貸金業者を選べない
保証人に迷惑がかかる
ブラックリスト
載る期間
完済してから5年程度 完済してから5年~10年程度
※左右にスクロールします。

 

任意整理はどんな人が向いてる?

任意整理に向いているのは、

  • なるべくお金をかけたくない方
  • 借金が数十万円ほど減れば返済できそうな方
  • 保証人つきの借金を抱えている方
  • 家族や職場にバレたくない方
こういった方々です。

 

個人再生はどんな人が向いてる?

個人再生に向いているのは、

  • 定期的な収入がある方
  • お金がかかっても借金を大幅に減額したい方
  • 借金が100万円以上減らないと返済できない方
  • 保証人つきの借金がない方
  • 保証人に迷惑がかけてでも減額したい方
こういった方々です。

 

どちらも借金を減らすための手続きですが、その効果・手軽さは大きく違います。

何も考えず法律相談を利用しても時間がかかりますが、

『自分に合うのは任意整理かな?』
『個人再生ぐらいしないと借金が返せないな』

というようにある程度検討をつけておけばスムーズに進むはずです。

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また、専門家の意見を聞けば考えが変わるかも知れません。

なのでまずは、無料相談で専門家と話をしてみて、どちらの手続きを利用するかじっくり考えてみて下さい。

 

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私も減額診断シミュレーターを利用したことはありますが、こちらの話をちゃんと聞いてくれてすごく心強かったのを覚えています。

ここからでも良いので、まずは一歩を踏み出してみましょう。